ソロキュー撤廃とダイナミックキューについてまとめ
RIP SoloQ
Riot公式から発表されたソロキュー撤廃、そしてこれからのダイナミックキューで賑わっていますが、今回の発表で決定されたことを、長い文章を読みたくなかったり、動画を見るのが面倒な方に向けてまとめてみました。
ダイナミックキューに関するラウンドテーブル
- ソロキューは復活されません
ソロキューはダイナミックキューとメリットを測ったうえで実装されないことになりました。Riotもダイナミックキューでのランクは個人の純粋な技量を反映していないという点を理解した上での決定です。ランク戦はこれまでの個人技量を重視するものから、チームワークを重視するものに移行していきます。
- ポジション選択の問題
サポートメインは95%の確率で希望が通るのに対して、ミッドは55%しか通りません。例えばミッドメイン、サポートサブであれば、ミッドでプレイできる確率は16%になります。この問題への対策を数日のうちに実施します。
- 5人vs非5人の公平性について
5人グループvs非5人グループの試合では、5人のグループの勝率が55%ほどになります。これは公平性が保たれていません。特にMMRが上昇するほどにこの現象は起きやすくなります。ただし、5人グループvs5人グループのマッチングを必ず組むのは難しいので、グループを組んだ際のハンディキャップ(例えば5人グループは、自身より高いMMRのソロプレイヤー達とマッチングする)を大きくして勝率がイーブンになるように調整します。
- 高MMR(ダイヤモンド以上?)ではソロ、デュオ、トリオまでに制限
力量差の大きいマッチングというのは高MMR帯になるほど頻繁に発生しているため、そのミスマッチを減らすためにおよそ上位1%のMMR帯ではソロ、デュオ、トリオまでに制限します。一週間のうちの人が多い時間帯では、ダイアモンド以上でも5人グループが可能にします。
- マッチメイクの待ち時間について
ポジション選択は待ち時間が長くなった最たる原因であり、優先度を低くすべきだとRiotは考えています。最も優先すべきは「マッチング時間」と「試合の質(イーブンな試合)」であり、ポジション選択はその次になります。
そのため、マッチングまでの時間が長くなった場合、ロールを増やすかあるいは自動的に「どこでも」に割り振るシステムを追加します。これはマッチング時間が長いプレイヤーのほとんどに適用されることになるでしょう。
まとめ
- マッチングの時間を短くしたい。
- 試合がイーブンに行われるようにしたい。
- ポジション選択の優先度を下げ、ダイアモンド以上では人数に制限をかけて上記の二つを達成する。
というのが全体的な意向のようです。
参考 : ダイナミックキューとリーグ・オブ・レジェンドのこれから
あとがき
人が多いサーバーは確かにこれで問題なさそうですが、日本サーバーは人も少ないのでこの程度では補えないのでは…?と思ってしまいますね。何にしろソロキュー撤廃が決定されたのなら、ダイナミックキューをより良くしてもらえるように期待するしかなさそうです。